高田 幸路
1935〜2007年 テイクロ特別名誉顧問
彼が約50年前に発明しためっき技術は、当時の航空機の性能を飛躍的に向上させ、着陸時の事故の数を激減させた。
彼は晩年、病魔に犯され歩く事さえも困難な状態の中、鎮痛剤を投与しながら、研究開発に没頭した。
皆が彼の体を案ずる中で、彼はこう言ってのけた…。
「せっかくこの世に生まれてきたんですから、社会のお役に立ちたい、ただそれだけの事なんです…。」
人当たりのやわらかさと、強靭な精神力を合わせ持ち、自らの研究分野には誇りと、情熱を持ち続けながら、おごらず謙虚で、皆から愛された先達
我々の目標とすべき最先端テクノロ人。
技術者として、人間として…。